シニアネタのユーチューバー(Youtuber)に飽きてしまいました

　最近、シニアのユーチューバーが多くなりましたね。男女ともネタは、ほぼ貧乏ネタか年金ネタなんですよね。年金が幾らもらえているか、貰っている年金が足りない。生活を切り詰めてやっています。

　みじめですよってことをさんざんアピールしています。延々と料理を作りながら愚痴っているだけの動画だったりもします。初めはなんだか共感と同情を持ちながら見ていましたが、さすがに多く、いつも同じネタをいつまでやるんだろうって思ってしまいました。他にもこの手の動画がたくさんあります。どれも、おんなじ感じです。

　あと他には、定年退職ネタですね。これも、かなり多く目立ちます。退職は６５歳の誕生日の２日前がお得ですよって何本も上がってます。でも、これって実際に実行価値あるのでしょうか？

　目先のお金がすべてじゃないですからね。実際に退職理由は自己都合になりますし、定年退職の時の様に待機期間無しで失業手当も支給されませんよ。自己都合だと３か月は待期期間あるはずです。それに勤められるのでしたら、その間の給与もあります。そんなのメリットありますかね。

　退職したけど失業手当がなかなか支給されないって悩むのナンセンスなんじゃないでしょうか。

　さらに、退職年に昨年の社会保険や税金の請求書が山ほど届いてびっくりしている、どうしたらよいのかなんて困っている動画も多いですね。そんなの分かってたんじゃないのって思いますけどね。

　又、退職金の使い道など無駄したことを自慢げかと思えるくらい淡々と述べる人もいますよね。そんなの後から後悔なんてするくらいなら使わなきゃよいのに。事前に幾らあるかなんて分かるし、使い道を考えていると思いますけどね。そんな当たり前のことを、「自分もそうです。」「共感します。」なんてこぞってコメントしたりしていますからね。

　しばらくは好きな事、長年、社畜に我慢していたことを、さぁ、これからは自由になったんだ、思いっきり、やるんだと言って夢を語る方も多く見かけますね。

　そもそもですね、年金の額については、そこそこ、50歳代ぐらいから意識しているはずなんです。大体、分かろうと思えば分かりますよ。それに、退職してからの税金や会保険料なんて後払いシステムなんだから、請求されて当たり前なんですよね。失業手当にしても直近の５か月だったかと賞与を足して割った日額を元にしていることなども退職前に調べる手立てはたくさんあります。何を慌てふためいて不満たらたらなのか意味不明ですよ。

　退職再雇用明けの仕事探しもゆっくりじゃなくて、事前に当てを付けておくのが当然なんじゃないかと思いますがね。あるとよいのですが、なんてノー天気に言ってる様では、もともと探す意識も薄いんでしょうね。まぁ、その分じゃ、まともに見つからないでしょうね。

　やっぱり年齢を理由に断られ続けてしまいましたなんて言うユーチューブも多く見かけます。実際にそうなんでしょうけど、はっきりいって、不採用も実力ですよ。年齢が行けば若い方々との差はあって当然です。それを埋めるような思いを持っての仕事探しが必須です。大体、管理職とか言った訳のわからない職を探す方もいますからね。面接でこれまでの実績を淡々と語る方もいます。

　そうじゃなくて、これかのことなんですよ。これからどう働きたいかなんですよ。自分には今はどういうことが出来るのかなんですよ。もっと、はっきり言えば、この先５年から10年を考えての仕事探しをしないとならないわけですよ。５年や10年先も働き続けられる仕事なのかを考えながら探すことが必要なのではないでしょうか。

　ともかく、健康を維持し続けなければ、それも、かなえられませんから頑張りましょう。って自らはっぱかけています。～by今年68歳～