＜－－ここで結論から申しあげます。血圧を下げるには（下に続く）－－＞
「ナッツとレーズン」です。ナッツは２０～３０粒、レーズン７０粒程度とネットに示されていましたが、僕は”ほぼ”で２年間やってみました。どちらもご自身が食べやすいもの、飽きたら類するものを試すでも構いません。ともかく、”ほぼ”で続けることです。
僕は６０歳の定年退職を機に失業手当を受給しながら職業訓練校に通っていた時の事です。駅まで自転車での通学時に車と接触し人身事故に合ってしまいました。たまたま、その時に通った整形外科では受信前に血圧測定を行うのが決まりになっていました。退職までの健康診断では１２０台をキープしていました。退職後に計測するのは初めてでその値に目を疑いました。なんと、１６０台、時には１７０台の時もあり、ついに１９０台を指す時も出たのです。さすがにこの値には先生からお呼びが掛かり、即、治療を要すと促され説得される始末になります。しかし、ここで「それでいいんだろうか？」と思います。
＜－－ナッツとレーズンを適当に食べて下さい。血圧は１９０台から２年程度で１２０以下に下がります。－－＞
何故？何が原因でそうなったのか？その時にはよく分からずでありながら日常の生活を考えると、まずは、現役時代時は１日通勤で片道３０分は歩きました。それに加え営業職という事もありトータルで１日２時間近くは歩いていたように思います。退職を機に運動不足になる事を想定して「車は持たない」という事に決め、徒歩と電車や自転車での行動範囲内に職場や職業訓練所を求めて必然的に歩数が稼げるようにとの試みなどをしてはみましたが、元の環境と違う日常生活からは、毎日のカロリー消費量の違いを打ち消せない事からくる積み重ねは大きかったようです。
そこで、まずはネットで高血圧を下げるにはどうしたらよいのかと検索して自分に合ったものを探します。毎日飽きずに長く続けられ、経済的な負担も少なく、容易に手に入れやすいことをポイントとしてあげました。
因みに最近ではＴＶでも健康番組のテーマは”高血圧”や”糖尿病”など生活習慣病に起因するものがとても目に付くようになっています。でも、自分に合ったものとなると中々、無いものです。先日、とろろ昆布が塩分を排出する効果が高いと紹介されていました。実際に７１歳の方がモニターとなり塩分排出量が激変して多くなることを実験するものでした。即日効果が現れてモニターの方はとても気をよくされ継続していく気満々の様でした。
しかし、１日に最低６０ｇのとろろ昆布（その方は１６０ｇも）を摂取し続けなければならないとの事です。因みにとろろ昆布は隣県の富山県で地場の特産品としてとても多く売られています。お値段は２０ｇ程で２５０円～３５０円程です。１日１，０００円程を掛けた健康食材になります。う～ん、とてもではありませんがこの先、年金生活者の自分にはこれをメインとして継続して取り入れて行けるとは思えませんでした。
ここで、当然の事なのですが生活習慣の改善は一生の課題としなければなりません。お医者さまに薬を処方してもらい改善された効果は一過性のものですから、生活習慣を変えない限り一生その薬を服用し続けなければならないものと考えてください。実際に薬の投与を始める場合は患者の生活実態をヒアリングした上でどういう治療を進めるかをレクチュアーするそうです。患者に生活実態を変える意思が感じられない場合は、医者の立場からも否応なく薬による治療に頼る事を義務付けられる様です。薬代も馬鹿にならないでしょう。一生続くのですから。
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