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社会保障の本音と建て前ではどちらが大事なのか

 本音はこんな感じです。
①「在職老齢年金を無くして働く意欲を持ち上げよう」⇒65歳以上の高給取り、しかも年金も多い方がさらに優遇される。因みに麻生大臣は資産4億円ながらも年金はちゃっかり貰っているそうです。
②「働き方改革で定時に退社してリフレッシュ」⇒残業代込みでの生活設計に大きな狂いが生じている。モチベーションも上がらない
③「老後は2千万円の赤字が出ます(金融庁からの赤信号が点滅)」⇒現役世代って年収200万円~500万円世帯が多い中、どうやって担保すりゃいいの?資産運用に回す余裕なんて無いですよね
④「70歳まで年金の支給開始を延ばせば、まだ働けますよ」⇒70歳まで働かなきゃならないなんて気が滅入ります。多くの転職難民や生活困窮者が続出するのではないでしょうか。さらに、
⑤「75歳まで年金の繰り下げを延ばす(現行70歳まで)」⇒どんだけ、掛け捨てに近いイメージを定着させようとしているのか。

 まぁ、これらの年金にまつわる諸問題については、今の高齢者に至っては自己責任だと思って大多数の人たちは諦めていると思います。世に平均寿命が延びるのも年金政策が変わるのも誰もが予測不能でありながら、何とかここまで過ごしてきましたからね。でも、もう先もある程度見えてるし、高齢者雇用の受け口は拡大されそうだし、まぁ、意にそぐわなくとも働けば何とかなるってぐらいには思います。

 しかし、これらのことって、政府の本音は今の若い人たちに向けたメッセージです。勝手に押し付けられているように、感じているとは思いますが、社会性に基づいたものゆえ、自己解決できない部分が多く、マジ真剣に考えて欲しい問題となって来る筈です。「楽しくて面白い仕事」でないと、やりがいを見出せなくて続かない、確かにそうなんだけど、そのベースに必要なのはしっかりとした素因と自力なんだと思います。「隣の庭の芝は青く見える」的な気持ちもわかりますが、青い芝ばかりが何処にでもあるわけじゃない。そこそこ青に近い芝だって簡単に手に入らない現実をよく見つめて判断して欲しいと思います。

 因みに、ほぼ毎日のように高齢者の自動車事故が起きていることからも、衰えは誰もに着々と表れるものです。段々と劣化して動きが悪くなって行く身体をハード面、生活習慣病への自己管理や心のケアーなどをソフト面として捉えると、この2つへのメンテナンスと心掛けが衰えをカバーする重要なポイントとなる様に感じています。

 最近では筋トレブームでや禁煙の広がりも浸透し、ハード面の環境もようやく整い始めているように感じます。反面、ソフト面では副業を取り入れるなど多種多様な仕事選びなどへの意識が広まりながらも、トータルの労働時間の延長や馴れない副業へのストレス不安など、いずれは広がるであろう格差への不満や将来への不安などが、新たな問題の火種となり、予期せぬ方向へ進み始めるのではと思い始めています。

 個々が本音に、きちんとフォーカスし的確にリンクして行けるように、日々、節制し努力を怠らないといった姿勢の自己管理が必要で、いつまでも健康で働き続ける事が出来る自分づくりというのも、先々、不透明な”建前ばかりの社会”を生き抜く策の一つになるのではないでしょうか。